※今日のエントリーは、ものすご~く長いです。
我が家の愛犬ツバサファン(いるのか?)の方は、びゃーっと最後まで飛ばしてもらえれば、写真が5枚ほど載せてありま~す。
おとーさんは今日、めでたく自動車教習所を卒業しました!
何の免許を取ったかっていうと、去年(平成19年)6月に新しくできた「中型自動車」免許。
といっても、普通免許を20年も前に取ってあるので、今回は「8トン限定解除」。
ちと判りづらいので、簡単に説明すると、去年6月から普通免許で運転できる自動車の範囲が狭くなって、車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満、乗車定員10人以下となりました。
しかし、既にこれ以前に取得した普通免許を持っている人は、これまで通り車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車定員10人以下の車を運転することができます。ただし、これからは「普通免許」ではなく「中型免許の8トン限定」という区分になります。
で、車両総重量11トン未満、最大積載量6.5トン未満、乗車定員29人以下の、文字通り普通と大型の中間の自動車を運転できる免許が、新しくできた「中型免許」です。
詳しくは、警視庁のHPなどを参考にしてください。
今日、おとーさんが取得(?)したのは、中型8トンの限定解除。
おとーさんは普段、トラックを運転する機会はほとんど無いので、最大積載量についてはあまりメリットは無いのですが、8トン限定を解除することによって、これまで大型免許が必要だった乗車定員11人以上(29人以下まで)の車、いわゆる「マイクロバス」クラスの車が運転できるようになりました。
マイクロバスであれば、所有するのは難しくても、レンタカーで借りられます。
おおよそ12時間まで3.5万円、24時間まで4万円くらいが相場のようです。
この程度であれば、たとえば社員旅行で20人も集まれば、高速代・ガソリン代を入れても一人4,000円も出せばお釣りがくるくらいで、とてもリーズナブル。
他に、ロケバスとして使ったり、ちょっとしたイベントの送迎車として使えたりと、いろいろメリットがありそうです。
新たに中型を取るのは、そこそこ大変そうですが、実は「限定解除」であればそれほど難しくありません。実技教習5時間+卒業検定をクリアすればOKです。
おとーさんがお世話になったのは、二子玉川にある東急自動車学校。
コースも広く、教官の方も親切・丁寧で、気持ちよく教習を受けることができましたよ。
ちなみに中型8トン限定解除コースは、入学金、教習料、検定料、卒業証明書代など全て込みで98,700円(みきわめや検定に不合格だとその分プラス)でした。
入学したのは4月26日。
ゴールデンウィークを絡めて、一気に取ってしまおうという計画です。
毎日16時から行われる運転適性検査(これを受けないと実技教習が受けられない)に合わせて、1時間ほど前に教習所へ。
入学手続き、視力検査(深視力含む)などを済ませて、適性検査の部屋へ。
小教室だったけど、リノリウムっぽい床や、上下引き違いの黒板、座り心地のいいとは言えない椅子など、いかにも「学校」っぽくて、ちょっと懐かしい気分になりました。
適性検査は小一時間で終了。検査っていっても、教習の成績には関係ありません。あくまで自分の運転の目安にしてください、とのこと。
東急自動車学校は(日曜祝日以外は)20時10分開始の11限まで教習が受けられます。
早速キャンセル待ちで1コマ乗ってしまおうと思いましたが、空きそうにないので断念。翌日の1コマ分(しか空いてなかった)の予約を入れて帰宅。
初乗車は4月27日。
予約より1時間早く到着して、キャンセル待ちを入れておいたら運良く乗れました。
教習車は、以前は大型の教習に使っていた6トンクラスのトラック。普通の乗用車に比べて、幅・高さは一回り、長さは二回りほど大きいので、乗り込む前はちょっと不安だったけど、動かし始めてみると、それほど違和感はありません。運転台が高く、ミラーも大きく、角張っているので見切りもしやすく、わりとすんなり馴染めましたよ。
教習1コマ目は、発進、停止、周回、路端停止、などであっという間に終了。
ちなみに路端停止とは、路肩に設置されたポールに当たらないように、かつ路肩から30cm、一番前方のポールから30cm以内に、車を停止させること。また、発進時には停止した位置のすぐ前方に設置された障害物を避けて、かつリアオーバーハング(中型車以上は車体の最後尾が後輪より大きく後ろにあるので、ハンドルを切った方向と逆に車体がはみ出る)に気を配りながら発進することをいいます。
教習2コマ目は、上記に加えて踏み切り通過、見通しの悪い交差点の通過、坂道発進、S字・クランク、隘路など。
ちなみに隘路(あいろ)とは、狭い道へ進入するための教習。左(右)の基準線を踏まないように近づいて行って、右(左)に90度曲がって、車幅より一回り広い平行線の中に車を停止させること。
2コマ目も、教習項目は割とすんなりクリアしました。
が、けっこう苦労したのがブレーキ。
おとーさんは、「エアブレーキ」っていうものが初めてだったんで、馴れるのが大変でしたよ。ちょっと踏んだだけでは制動がかからず、おっと思って強く踏むとぎゅっと効く。隣に乗ってた教官の方に申し訳ないくらいのガックンガックンぶり。
レンタカーのマイクロバスにも、このエアブレーキを採用してる車があるので、卒業後に要練習かな。
1日おいて4月29日。
この日は3コマ目の縦列駐車、方向転換。4コマ目の総合練習でした。
普通車の教習だと、ある意味メインイベントだったりする縦列駐車も、車が大きい分、入れるべきハコも大きいので、すんなりクリア。
方向転換は、T字路を一度行き過ぎて、ハンドルを切りながらバックで戻り、来た方向に戻るというもの。これも、最初に行き過ぎる距離と、外に膨らませる度合い(実はあまり膨らませない方が、頭が振れなくてやりやすい)を覚えればOK。バックでT字の縦棒に入れるときは後方のポールまで50cm以内に停めるんだけど、これも運転台後ろの小窓から意外とよく見えて、問題なし。
総合練習では、みきわめや検定で使うコースを走りながらこれまでの復習。
翌30日と5月1日は仕事の予定が入っていたので、2日の夕方に次の予約を入れて帰宅。
5月2日は5コマ目の、みきわめ。
検定のスタート地点から、周回、路端、隘路、S字、クランク、方向転換。
大きなミスもなく、無事みきわめ良好。
ちなみに、おとーさんはAT限定ではない普通免許(正しくは中型8トン限定)を持っているので、坂道、踏切は検定にはないそうです(縦列駐車もありませんでした)。
で、いよいよ卒業検定となるのですが、中型の検定は毎日ではなく、しかも1日2人までと決まっているらしく、予約可能なのは8日(今日)が最短。手続き(印鑑と写真が必要)を済ませて帰宅。
で、いよいよ今日(5月8日)、卒業検定の日。
集合時間の11時50分に、指定の待合所へ。
説明を受けたあと、検定開始。
検定の審査対象は、ドアノブに手をかけたところから、最後に降車してドアを閉めるまで(エンジンの始動や停止も含まれる)ってことだったので、最初から集中力全開。確認や合図を忘れないように気を付けながら検定コースを回り、無事ゴール。
ちなみに8トン限定解除は、学科教習無し、技能教習は(検定も含めて)所内のみで路上無しです。
自分ではうまくいったつもりだけど、いちおうちょっとだけドキドキしながら結果待ち。
約10分後、検定をしてくれた教官の方から合格を告げられ、軽くガッツポーズ(心の中で)。
「左回りのときに、少し大回りすることが多かったので、そこだけ気を付ければ、あとは良い運転でしたよ」と言ってもらえて一安心(左回りの大回りは、縁石踏むよりマシかと思って多少意識してやってました)。
卒業証明書を受け取って、そのまま鮫洲の運転試験場へ。
限定解除の窓口に書類を提出して、印紙を購入(1,700円)して、「練習の」深視力検査をして、割とあっさり手続き終了。
ちなみに、深視力検査が「練習」なのは、本来限定解除時には(教習所に入学するときに検査しているので)必要ないようです。ただし、次回の更新時には必須で、万一更新時の深視力検査が不合格だと、中型としての更新ができないばかりか、8トン限定中型ではなく、(新基準の)普通に格下げされてしまいます。それもあって、「練習」というか「覚悟をしてね」って意味で検査をするのかと。
実はこの「深視力検査」、苦手にしている人がけっこう多いようで、かく言うおとーさんも、教習所入学時の検査では、4割くらいカンに頼ってボタンを押したら、一発で通ってしまいました。なので、逆にちょいと心配。
深視力検査は、三桿法なるもので行います。これは、固定された2本の棒の間を、もう1本の棒が前後に動き、横一列に揃ったときに合図を出して、3回の平均誤差が2cm以内であれば合格というもの。
実は、これが見づらい、っていうか判りづらい。
ネットでいろいろ調べてみると、いろいろと「コツ」がありそうで。
機械の音を聞くとか、棒の色をみるとか、ちょっと斜め上から見るとか、ひたすらカンを磨くとか。
中でも一番有効だと思ったのは、3本全てを見るのではなくて、固定されているどちらかの1本と動く1本の2本だけを見るというもの。
なるほどこれなら、前回よりは見える気がする(でもやっぱり2割くらいはカンかなぁ)。
手応え掴んで一発合格(ってか、今回は不合格でも交付されるんだけどね)。
更新のときの不安もちょっとだけ解消。
ということで、視力検査を済ませて、最初の窓口に戻ると、めでたく限定解除になった免許を手渡されました。
といっても、実は免許証自体は同一のもの。
住所変更の時などもそうだけど、有効期間内に記載事項を変更する場合、「裏書き」で対応するようで、今回も表面は一切変更無しで、裏面に「平成20年5月8日 中型車限定解除[東京公委]」との書き込み。
次回の更新時に「中型車」の免許がもらえます(実は今年更新だったりします)。
妻と娘に合格を報告すると、
妻「おめでとう! 早速おとーさんの運転するバスで、どこか行きたいね」
娘「うわぁ~、おとーさん、すご~い!」
と、ちょっと照れるような、嬉しい反応が返ってきましたよ。
昨年の道交法一部改正は、トラックに乗る人には敷居が高くなった反面、マイクロバスには乗りやすくなりました。教習代の約10万円は決して安い金額ではないけど、これまで大型を取らないと乗れなかった29人までの自動車が、(限定解除であれば)5時間の実技教習+検定に合格すれば運転できるようになります。
中型8トン限定(=旧普通免許)をお持ちの方で一回り大きな車を運転してみたいと思っている方は、限定解除をご一考されてはいかがでしょうか。
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おまけ
免許試験場から帰ると、労をねぎらうように、愛犬ツバサが迎えてくれましたよ。
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うわ~い、おつかれちゃ~ん!
(にこにこにこー)
ごほうびに、なでさせてあげる、うっふん。
(ウインク?)
いや~ねぇ、えんりょしてんのぉ~?
(にやり?)
ふぁあ~っ、るすばんづかれで、ちょっとねむくなって…
おっといけない、れでぃーがはしたないわね。
……と、思っているのかどうか。
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